楽しいという感覚は、体を動かすほどに知る新しい発見や驚きとして、ますます動きたいという運動意欲を高めていきます。
そして、3年間を通した運動プログラムは、将来の運動能力の基礎として、子どもの中に着実に根付いていきます。
楽しいという感覚は、「見る力・聞く力・感じる力」といった知的好奇心をぐんぐん伸ばしていきます。そして、一緒に喜んだり助け合ったりという友達とのふれ合いは、基本的な社会性として育っていきます。

園の方針を十分に考慮し、発達段階に応じたカリキュラムを作成して毎月提出いたします。
- 「幼児が夢中になる」独創的な運動遊びを実施します。
まず運動を遊びとして、楽しむことからスタートします。
「楽しい」という感覚は、躍動感やリズミカルな動きを呼び起こします。
子どもにとっては楽しく遊んでいる感覚でしかありませんが、“投げる、走る、くぐる、ぶら下がる”などの人間の基礎的な動きを獲得し、運動機能を発達させるカリキュラムとなっています。 - 全人的教育として進めていきます。
意欲、自主性、問題解決能力といった知能面や、協力・連携といった社会性までも養っていきます。 - 園の行事もお手伝いします。
運動会、遠足、お泊まり保育などの行事をはじめ、未就園児教室、入園説明会での親子体操など、園の充実と発展のためにお手伝いさせていただきます。 - 安全には十分に配慮して指導します。
子供たちの目・声・表情に表れる意欲や動きを観察し、ケガにつながらない考えや行動をできる子どもに育てます。

子ども達によく馴れた正課体育と同じ幼児体育の指導員が、引き続き体操クラブの指導を受けもちます。正課ではクラス担任の先生と一緒に進めていきますが、課外体育クラブでは担任・指導者・保護者が三位一体の環境をつくり、子どもたちを発展、伸ばしていきます。
活気ある課外体操クラブは、幼稚園のイメージアップはもとより、経営力アップにも有効です。
課外クラブの運営は、当社より契約園に対して施設使用料をお支払いするシステムを採用しています。


子どもと接する指導員には、社会人として、体育人として、教育者としての高い人格と知性が必要です。
子どもの心身構造を理解するため、発育発達論、教育心理学、そして大脳生理学など階層別教育訓練を行い、幼児体育指導へと体現できるよう努力しています。 ムックでは、幼児体育を「チャイルドスポーツ」ではなく「フィジカルエデュケーション」と捉え、【からだ側からの教育】が重要と考えています。
その子だけが持つ個性や感性を大切にして、楽しいと感じる意欲を大事に育て、伸ばしていきます。

- 跳び箱、平均台、鉄棒
一つのスポーツに偏ることなくいろいろな運動を行い、運動を創造していく発想力や運動技能獲得の基礎を培っていきます。 - 跳ぶ、転がる、投げる
様々な体の動きを体得しながら、「体力」「運動機能」を高めていきます。 - 敏捷性、巧緻性、平衡性
幼児期に発達が顕著な調整力を養いながら、筋力、瞬発力、持久力といった「基礎運動能力」をバランスよく高めていきます。

- 思考、言語、創造
知能面の発達助長を促すとともに、抽象的思想概念の基礎となる「感覚運動的知能」を十分に高めていきます。 - 興味や意欲、理解、判断
自己決定能力を身につけていくとともに、考えたり、工夫したり、努力したりといった克服していく問題解決能力を涵養します。 - 大胆さ、気力、勇気
意欲旺盛な姿勢を養っていくとともに、自発性、自主性、積極性といった自立心たくましい行動力を養っていきます。

- 喜び、楽しさ、痛み
仲間と共感し、やさしさ、思いやりといった他人と関わる基本的な能力を、経験を通して学んでいきます。 - 我慢、主張、協力
集団生活を通して、自立心、リーダーシップ、協調性といった、集団の中で個性を発揮していく力を身につけます。